支援の仕組み

従業員と企業にとって、
より良い未来を実現する
ために

私たちは、従業員と企業にとって、より良い未来を実現できると信じています。

そのためには、企業の経営陣が、戦略的かつ包括的な制度設計にコミットし、以下の4つの柱に基づいた導入を行う必要があります。企業ごとに状況やニーズは異なるため、それぞれに最適な制度設計が必要だと私たちは考えています。Ownership  Worksはパートナーと連携し、従業員と株主が同じ船でリスクとリターンを適切に分かち合う枠組み作りを支援します。

1. 全従業員オーナーシッププログラムの設計と導入

全ての従業員が将来の企業価値の成長に参加できるようなオーナーシッププログラムを、企業や投資家とともに設計・導入し、企業と従業員の利益が一致する仕組みを構築します。

これには、以下のような内容が含まれます:

  • 最適な持分の形式、付与額やタイミング、権利確定スケジュールの設計
  • 制度に関連する税務や会計上の検討
  • 制度の継続的な運用体制の整備
  • 主要な関係者(取締役会、株主、従業員など)向けのコミュニケーション計画の策定

私たちは従業員オーナーシッププログラムを実施するにあたり、以下の3点を重視しています:

  • 幅広く:正社員すべてにオーナーになる機会を提供すること
  • 意義深く:可能な場合、従業員が年間給与の少なくとも半分を得られるポテンシャルを制度に組み込むこと
  • 公平に:年収10万米ドル以下の従業員に対しては無償で提供すること

2. オーナーシップ文化の醸成:従業員の主体性と声を引き出す仕組みづくり

私たちは、全従業員が共通の目的・価値観・目標のもとで一体となり、資産形成に主体的に関われる「オーナーシップ文化」の構築を支援します。これにより、従業員が尊重され、意欲を持って働ける職場が生まれ、生産性・効率性・企業価値の向上にもつながります。

これには、以下のような内容が含まれます:

  • 全社員を対象とした、経営戦略や業績に関する教育と情報提供
  • 従業員が新しいアイデアや意思決定に関われる機会をあらゆる場で提供し、従業員の声を反映
  • アンケートなどのデータに基づく、従業員エンゲージメント施策の実施
  • 会社の経営状況や企業価値の目標に対する進捗を、従業員に継続的に共有するためのコミュニケーション計画の策定

全員が企業がどのように価値が生みだしているかを理解し、自ら価値創出に貢献していると実感できる環境こそが、企業と従業員の発展と繁栄に必要不可欠だと私たちは考えます。

 

3. データとインサイト

企業と連携し、全従業員オーナーシッププログラムがビジネスや従業員にどのような効果をもたらしているかを評価しています。

これには、以下のような内容が含まれます:

  • 従業員の財務的健全性、エンゲージメント、企業業績などの主要指標に対して、全従業員オーナーシッププログラムのインパクトを評価
  • パートナーとこれまで得られた知見を共有しながら、ベストプラクティスを共に構築
  • データや分析、調査報告などを公開